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住宅ローンの考え方
カテゴリ:不動産購入  / 投稿日付:2023/03/21 09:54

京王線・横浜線沿線の八王子・日野市でのお住み替えをご検討の方

 


はじめまして。京王線北野駅・JR横浜線片倉駅で営業しているセンチュリー21 HIDAMARI HOUSEでございます。

 今回は、「住宅ローンの現状と考え方」についてご案内させて頂きます。

 
【総括】
 金利上昇リスクに備え、逆ザヤを享受する時代から繰り上げ返済を行う時期が到来したのでは

【データから読み取る現状】

・不動産購入層の平均として頭金ゼロから1割くらいで購入する方が全体の44%

30代に限ると頭金ゼロが39%、頭金1割が27%、合計56%と過半数越え

・日銀の政策変更に伴い、固定金利は半年で約0.5%程度上昇したが、変動金利の引き下げ競争は止まらない状態

・利息より「住宅ローン減税」控除額が大きい逆ザヤ問題は、ローンを組む必要のない人がローンを組んだり、
 繰り上げ返済をしなくなる動機になると問題点が指摘されている

・住宅ローンの返済条件についての相談は増加傾向

・住宅金融支援機構のアンケートでは、将来の金利上昇に伴う返済額増加に対する対処法を「理解している」人は半分以下

 

【前提】

・固定金利の商品は変動リスクを無くす代わりに本来借主が負うべき上昇リスクを金融機関が負うため、変動金利より高めに設定されます。

・変動金利は自ら上昇リスクを負うことで借入金利を低く抑える代わりに、計画的に繰り上げ返済を行うのがスマートな考え方。

・「逆ザヤ」問題があるから返さない、という選択肢は本来の考え方からズレた、いびつな状態ですが、本当にその理由で返済が進まないなら良いのですが、実際は返したくても返せない人が増えている、返せない程無理して借りている人がいるのではないか、と思われている様です。

 

【一考】

・15年前の住宅ローンの実行金利は最優遇の方で1.175%でした。そこまで急に上昇することは無いでしょうが、“金利が上がるかもしれない時代“に入ったことは確実でしょう。

今こそ、繰上返済を行い、金利上昇に対処できる準備をする時期ではないでしょうか。

「逆ザヤ」を享受する発想は金利が上昇するという前提を排除した理論かと思いますが、備えあれば憂いなしです。

現在最優遇の人の金利は0.4%を下回ります。15年前の金利を考えると0.8%になる可能性は否定できないかもしれませんが、単純に支払う金利が倍になる方が沢山いるということを指していることにもなります。

金利が上昇しても耐えうる返済金額を今一度シュミレーションして、上昇リスクに備えましょう

 

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